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2018/10/10

【連載】豊高のキャリア教育 16

| by toyokoweb
 10月5日(金)の午前中、PTA主催の進路講演会が行われ、サンケイリビングの連載でもおなじみの、大阪工業大学教授の兵庫將夫先生の講演を聞きました。

 まず、兵庫先生が校長をされていたT高校の3人の生徒のことを話題にされました。

 一人は野球部の生徒で、T高校はグラウンドが狭いため早朝630分~730分に練習をし、授業が始まるまでの1時間の自習を行ったといいます。顧問の先生は繰り返し、自分が好きな野球が出来るのは、親のおかげであることを指導されたといいます。また、自習も先輩の部員が後輩を教えるような縦のつながりを利用した取り組みでした。

二人目は、著名なコーチのもとにシンクロナイズスイミングの教室に通っていた生徒のことでした。教室では妥協せず基礎基本を身に着けることを学んだといいます。選手としての活躍はできませんでしたが彼女はスポーツ選手のケガを治したいという思いから医師をめざし医学部に合格したといいます。

三人目の男子生徒は、学力は高いけれど、規範を守らず停学処分になったそうです。そのことをきっかけに何のために勉強をするのかを考えなおし、人に支えられながら生きていることを自覚し、生活態度もみるみる改善したといいます。

三人の話から、「何のために勉強するのか」「目標を持っているのか」「家族も含め、人に支えられて生きていることを理解しているのか」が高校生にとって大切であることがわかると思います。

 高校生は授業だけではなく、部活動や行事を通じて、忍耐力や集中力を養います。他人との違いや共通点を見つけます。それが受験勉強の際に役立つのです。そして、受験という過程を通じて将来の職業や目標を定め、そのために他のことを我慢しても目標のために集中して勉強する時期が受験生に求められるのです。

 結びに「追い詰めない子どもの育て方」を八つ紹介されました。

   親が立派すぎると子供は苦しい

   虐待は高い理想から生まれる

   甘やかしと受け止めは違う

   優しすぎることはリスクを伴う(自分で判断できなくなる)

   あなたのためは誰のため?

   世間の物差しで測らない

   評価せず存在を受け入れる

   何を教えられたかではなく、どう教えられたか


講演中の兵庫教授

<100人近い方に集まっていただきました>
06:00